人見知りでも大丈夫?
おしゃべりが上手じゃないとダメ?
「コンカフェバイトやってみたいけど、自分にできるかどうか不安!」という人いますよね?みなさんの気になる点を、採用担当でもある現役コンカフェ店長が解説します!
人見知りでもコンカフェバイトはできるのか?
人見知りの人がコンカフェバイトに適しているかどうかですが、まず「人見知り」にも程度がありますよね。その程度によって向き不向きも異なります。ここでは3段階に分けてみました。
- 「初めて会う人と話すのは緊張するなー」くらいの人
- 「友達とはうるさいくらいしゃべるけど、初対面から打ち解けるまで時間がかかる」の人
- 「家族以外は人の目を見て話せない」の人
それぞれのタイプがコンカフェバイトに適しているかどうか、掘り下げてみましょう。
①「初めて会う人と話すのは緊張するなー」くらいの人
①の人は心配いりません!誰でもそうです緊張くらいします。どこのコンカフェでも大丈夫です!もしちょっと不安があるとしても、慣れで解決できる範囲なはずです。勇気をだして応募してみてください。今しかできないお仕事です!
③「家族以外は人の目を見て話せない」の人
先に③ですが、これはハッキリ言うと無理です。コンカフェはお客さんとお話する機会が多いお仕事です。お客さんはそれを楽しみに来てくれているので、まともに話せないレベルだと務まりません。まずは他のお仕事をして少しずつ慣れてからコンカフェバイトにチャレンジするのがいいと思います!(後述の人見知りを直すコツを参考にしてみてください!)
②「友達とはうるさいくらいしゃべるけど、初対面から打ち解けるまで時間がかかる」の人
さて②についてですが、これはお店によるのと、その人のタイプにもよります。具体的に見てみましょう。
お店によるパターン
「あるべきキャスト像」がハッキリしてるタイプのお店だと、②くらいの人見知りレベルでも務まらないかもしれません。エンターテイメント企業としての自負が強いタイプのお店だと、しょっぱなからエンジン全開でやれる人じゃないと厳しいかもしれませんね。これを外から見分けるのはなかなか難しいんですが、ここでは見分けるポイントを2つご紹介します。
1.募集要項に「求める人物像」についてやけに詳しく書かれているお店
これはキャストへの要求が高いことを表しています。当てはまらない人は無駄だから応募しないでね、という圧でもあるでしょう。
2.チラシ配りのキャストさんがプロっぽいお店
ちゃんとしてるのは素晴らしいことですが、「自分には絶対無理」ってくらいプロっぽい振る舞いでチラシ配りをしているキャストさんのお店は、キャストへの要求度が高い可能性が高いですね。
その人のタイプによるパターン
②の「友達とはうるさいくらいしゃべるけど、初対面から打ち解けるまで時間がかかる」の人の中でも、キャラを降臨させれば何でもできちゃう役者タイプの人ならどんなお店でも大丈夫です!
コンカフェは本名以外にキャスト名をつけますし、普段とは違うコスチュームを着ます。なので普段の自分とは別人格を作って演じることに徹することができる人なら、普段の人見知りはあまり関係ありません。
芸能人でも、収録中は明るく喋りまくる人がカメラが止まったとたんに信じられないくらいおとなしくなるという人、いますよね。そういうプロ意識の高い人はむしろ、さっき紹介したようなキャストへの要求度が高いコンカフェに向いてるかもしれませんよ!
②の人、うちは全然OKです!
ちなみに②の人は、当店では全然OKです。先ほども紹介した通り、当店はナチュラルな接客を売りにしています。「萌え萌えキュンキュン」なガチの秋葉原系接客はひとつのエンターテイメントですが、人によっては気恥ずかしくて耐えられなかったりもします。当店はそんなお客さんむけ。キャストにもお客さんにも「プレイ」的なことを強要しません。それぞれの自分らしさで接客してほしいと思っています。
ちなみに、コンカフェのような接客業で人気が出るのは自分らしさが発揮できるようになってからです。自分らしさが発揮できるのは職場に居心地のよさを感じられるかどうかにかかってます。たとえば怖い先輩がいたら、いつまでたっても自分らしく振る舞えないですよね?
うちのモットーは「無理をしない・ムキにならない」。無理にキャラをつくる必要もないし、上下関係や「あるべき像」にムキになる先輩もいません。
なので、②の人は全然大丈夫です。気軽にご応募ください!
お話が上手じゃないとダメ?
さて、次は会話力についてです!
おしゃべりが上手じゃないと務まらないんじゃないか?
これはNOです!お客さんはキャストのトークを聞きに来てるわけではありません。キャストとのコミュニケーションを楽しむために来てくれています。これは似てるようでちょっと違います。
接客業に求められるのは話し上手より聞き上手。もっと嚙み砕いていくと、
” 聞き上手 = 聞き出し上手 = 話させ上手 = 質問上手 ”
となります。つまり自分が話すことよりも、お客さんに気持ちよくお話してもらうための質問ができることのほうが大事だということです。
正直なところ、トーク力は一朝一夕には身に付きません。でも質問力なら大丈夫。興味をもって知ろうとする姿勢さえあれば大丈夫です。ちなみにコツは「かっこつけて知ったかぶりしないこと」ですね。
人見知りを直すコツ
最後に、人見知りを直すコツについてご紹介して終わりたいと思います!
知らない人に話しかける
残念ながら魔法のように突然変われるわけではありません。慣れが必要です。初対面の人と話すことに慣れましょう。そこでオススメなのが、お店の人に質問してみるというもの。スーパーでも洋服屋さんでもいいです。お店の人はほぼ間違いなく好意的な反応をしてくれるので練習にうってつけです(ちょっと申し訳ないけど)。
最初はトイレの場所を聞くとか在庫を聞くとか、短いやりとりで済むものがいいでしょう。慣れてきたら商品についての説明など、ある程度やりとりが必要なものにチャレンジしてみましょう!
どうせ二度と会わないと思えば気が楽
ここでのコツは「どーせ二度と会わないし」という気持ちで臨むことです!変な奴だと思われたらどうしよう?とか間違ったこと言っちゃったらどうしよう?と思うから緊張するんですよね。どう思われたって二度と会わないならどーでもよくないですか??
たぶん、真面目な人ほど人見知りな傾向ってあると思うんですが、あなたが思ってるほど他人はあなたのことを気にしてません!覚えてもいません!なので実はけっこー適当で大丈夫なんです!
以上、人見知りを直すコツでした!
人見知りは慣れと開き直りできっと解消できると思います!「ちょっと人見知り気味」くらいまで慣れてきたらぜひ、コンカフェバイトに応募してみてください!