コンカフェのTikTok運営を業者さんに委託してみた話

@claris_veil いつもありがとうございます! @ち @りんか @まいな #クラリスベール #秋葉原コンカフェ #コンカフェ #fyp ♬ オリジナル楽曲 – 秋葉原クラリスベール

TikTokはじめました

最近、お店のアカウントでTikTokを始めました。
いや、前からアカウントがあるにはあったんですが、まともに使ってないというか、うまく使えていませんでした。
時代的にも業種的にも、ちゃんとTikTokやったほうがいいんだろうなーとは思いつつも、これまでずっと苦手意識がありました。
キャスト個人のアカウントはやりたい子が自分なりに楽しんでやってくれていたので、それはいいとして、お店のアカウントをどう活用すればいいやら・・・

SNS適性の低い店長

流行っている動画を見ても「これの何が面白いんだろう?」と感じてしまうし、仮に「流行っているならやってみようか」と思っても、それをキャストに演じさせることができない。
女子たちをうまくのせて撮影する…その能力が自分(店長)に無い。

なので「やったほうがいい」と思いながらも、ずっと手つかずでした。

信用できる代行業者との出会い

SNS運営代行の営業はこれまでもたくさん受けてきました。でも、そもそも私が人をあまり信用しない性格なのに加え、SNS代行って特に軽薄で胡散臭い人が多い印象・・・。詐欺まがいの提案も少なくなく、「これ誰にも頼めないな」と思っていました。

そんな中、今お願いしている会社との出会いも、いつも通りの営業電話からでした。普段は電話口でほとんど断るのですが、その時は「会って話してみてもいいかもしれない」と思いました。特に何かが違ったわけではありません。ちょっとした印象の差

打合せ

実際に打ち合わせをしてみると、過度に大げさなアピールをするわけでもなく、こちらの質問にも的確に答えてくれる。この必要十分な感じが心地いい。提案内容のリアリティもほどよく、その人柄も信頼できそうだったので「この人に託してみよう」と思いました。
とはいえ、うちにとっては安くない金額。まずは綿密な打ち合わせに付き合ってもらうことにしました。

大事にしたいことを伝える

託すからには余計な口出しはしない方がいいと思っています。依頼者が後からあれこれ注文をつけると、作る側は最初のプランが崩れて戦略そのものまで台無しになることがあります。
代行業者としてはしっかりバズらせたい。じゃなきゃ実績にならない。彼らにとってうちでの実績は今後の宣伝材料にもなるからです。
ただし、私たちにとってバズること自体は目的ではありません。

お客さんをディスるなど誰かが不快になるようなこと、炎上狙いのネタはやらない

このブログでもたびたび発信している通り、私たちはお客さんからもキャストからも搾取しない、善良なコンカフェでありたいと思っています。バズ狙いでそれに反する行為は許されません。
彼らにとっての手段のひとつを制限する依頼。その範囲内でもやってもらえるかをかなりみっちり相談しました。

実際の成果

結果として、本当にバズを生み出してくれました。
冒頭に掲載した動画は4万いいねを超えています。
コメントもほとんどが好意的で、さっそく新規のお客さんが何人も来店。アルバイト応募も何件か入っていて、既に一人採用が決まっています。
当店ではご新規様は1時間2000円なので、この新規来店だけをもってペイするのはかなり無理がありますが、月に1人でもキャストの採用につながれば、へたな求人媒体より費用対効果として上回りそうです。

まとめ

企画・撮影・投稿といったサービス内容自体は、正直どの業者に頼んでも大きくは変わりませんし、実際の効果はやってみなければ分かりません。だからこそ私は、こちらの意図をきちんと汲んでくれるか、人として信頼できるかを重視して選びました。
それがしっかり成果につながったのは本当に良かったと思います。

※ここで業者名を書くと宣伝くさくなりそうなので、伏せておきます。
ご連絡いただければご紹介します。

このアカウントの動画内の男性の声は私ではありません。代行業者さんが演じてくれています!