皆さんは「ブックサンタ」を知っていますか?
私は、今日初めて知りました。
ブックサンタとは、支援者が選んだ本をサンタクロースが子どもたちに届ける取り組みです。
さまざまな事情から本に触れる体験やプレゼントの機会に恵まれない全国約200万人の子どもたちが対象とされています。
▶ ブックサンタ公式サイト
https://booksanta.charity-santa.com/

支援方法は2通り
支援方法①:参加店舗で購入する
ブックサンタの取り組みには全国1,851店舗の書店が参加しています。
- ●プレゼントしたい本を店内から自分で選ぶ
- ●レジで「ブックサンタに参加したい」と伝えて支払う
すると「参加証」が渡され、そこに記載された限定ページから本を受け取った子どもたちの感想を見ることができるそうです。
ちなみに、秋葉原近辺では アトレ2階の三省堂書店 が参加店舗です。
支援方法②:オンラインで購入する
近所に参加店舗がない場合、オンラインでも参加できます。
こちらでは、あらかじめ選定された本の中から選ぶ形式になっています。リアル店舗で多く選ばれそうな人気の本はあえて外してあるそうです。
また、対象年代別に選書されているので、どの年代の子に届けたいかも選べます。
本の選定や、子どもたちへの届け方については公式サイトに詳しく書かれているので、興味がある方はそちらをご覧ください。
なぜ「本」で支援するのか
私がこの取り組みに共感した理由は、金銭ではなく本を通じて支援するという点です。
18世紀の教育思想家ペスタロッチは、施しによって貧困は根絶できないと説きました。
一時しのぎのお金や食糧だけでは不十分で、人が自らを助ける力を育てる支援(help to self-help)、つまり教育こそが必要という考えです。
もちろん、お金を渡すことが悪いわけではありませんし、もっと必要だと思います。ただ、金銭支援はどうしても一時しのぎの連続になりがち。
一方で、本の支援は空腹を満たすことはできませんが、そこから受けた刺激が中長期的に「自分を助ける力」を育てるきっかけになるかもしれません。
「勝手に選んだ本」は迷惑か
「勝手に選んだ本を送りつけるのは迷惑では?」と思う人もいるかもしれません。被災地に送られた千羽鶴が役に立たないどころか邪魔でしかないという例もあります。
「図書券を送って自分で選んでもらったほうがいいのでは?」という考え方も、もっともだと思います。
それでも私は、誰かが選んだ本が届くという仕組みにも価値を感じました。自分で選ぶ本は、どうしても自分の興味や知っている世界の範囲を超えにくいからです。
誰かが選んだ本との偶然の出会いによって、世界がちょっと開かれたら嬉しい。仮に1冊1000円として、その1000円が生む影響が、本を通すことでもしかしたらとんでもなく大きくなるかもしれない。
その可能性に、私は魅力を感じました。
この冬、皆さんもサンタさんになってみませんか?
私はこれからオンライン書店で本を選びます。中高生向けにしようかなー


